
ハロウィンとは?
ハロウィンは、毎年10月31日に行われる古代ケルト人を起源とするお祭りです。
古代ケルトでは11月1日が新年とされており、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると云われていました。
その際、一緒に悪霊も付いてきてしまうと考え、人々は仮装して悪さをする悪霊を追い払ったのです。
それは今から約2,000年以上昔のこと。意外と長い歴史があるんですね。
2,000年の時を経て語り継がれるハロウィン。今回はそんなハロウィンのチラシデザインをご紹介します。
ぜひ、デザインの参考にしてみてください。

ハロウィンのチラシデザイン
arrow_downwardタイトルを囲むように4つの鍋が並び、QRコードも掲載されています。紙面のいたるところに〝ジャック・オー・ランタン”を模した料理や商材があり、見ていて楽しいデザインです。
arrow_downward「パーティーを盛り上げる5つの魔法」と題して、様々な商材を使ったハロウィンの楽しみ方を提案しています。コメント付きで登場するモデルの子ども達も可愛らしいですね。
arrow_downwardタイトルのリアルなかぼちゃが目立ちます。料理写真をハロウィンテイストの飾り枠に入れることで、アクセントになり全体のバランスを整えています。
arrow_downward黒と黄色でうまく配色されています。そのためサーモンのオレンジが活きますね。「ポイント5倍」含めて紙面全体がハロウィン仕様になったおりまとまりがあります。
arrow_downward下半分という少ないスペースながらも、背景に紫やオレンジ、白や黒など重ねていることで奥行きが感じられ、〝盛りだくさん感” があります。左の帯もハロウィン仕様ですね。
arrow_downward鮮やかなオレンジと紫のタイトルが真っ先に目に入ってきます。そして唐揚げがインパクトがありますね。いつものチラシと比べると商品点数が少なく、一つ一つの商品が大きめで見やすいです。
arrow_downward魔法をかけられ、料理が次々にオバケになったというコンセプトで作られています。ストーリー性があり要所で登場する子ども達のコメントも一貫性があります。
arrow_downward黄色と黒の組合せは「警戒色」であり、心理的に目を引きます。ハロウィンカラーとはいえ、それらを想定してデザインされているのかも知れませんね。
arrow_downwardオレンジや黒、紫などのハロウィンカラーを使わず、装飾やフォントの雰囲気によりハロウィン感を演出しています。他のハロウィンチラシとは一線を画すデザインですね。
arrow_downward赤い背景とタイトルデザイン、そして「血みどろ串刺し鍋」。まさにハロウィンです。「血みどろ串刺し鍋」はかなりインパクトがあり、これが食卓に並んだら楽しそうですよね。
arrow_downward仮装した子どもがたくさん登場しますが、掲載している料理も子どもが好きそうなものを厳選しています。お子さんのいる主婦に刺さるチラシですね。
arrow_downwardオレンジと黒で統一され、狭いスペースながらも料理写真を大きめに入れたり装飾を施しながらうまく訴求しています。
arrow_downwardレシピを掲載しつつ、それに使用する商材をさりげなくアピールしています。下部のお寿司コーナーが窮屈な印象ですが、リスト表記にせず、しっかりと商品を見せたいという店の姿勢が伺えます。
まとめ
いかがでしたでしたか。
鮮やかなオレンジや紫のデザインが綺麗ですね。ハロウィンにちなんだ料理も豊富でお店が力を入れているのが感じられます。
しかしハロウィンの市場規模は減少傾向にあるようです。
2019年のハロウィンの市場規模は1,155億円(日本記念日協会推計)。前年比で約7%の減少となった。2016年の約1,345億円から比べると、3年間で約190億円の減少で、ハロウィンの市場規模は年々減少傾向にある。
引用:woman's labo
とはいえ、ハロウィンは楽しいイベントの一つには変わりありませんからね。
今後も楽しいデザインのハロウィンチラシが生み出されることでしょう。それではまた。
