『アベンジャーズ』に代表される『マーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)』は、現在も続々と新作が発表され、多くの人に愛され続けている大人気映画シリーズです。
まったく観たことがなくても、たびたび話題を目にして気になっている人も多いのではないでしょうか。
しかし現在までに公開されている作品だけでも既に23作品。
さて、あなたはどの作品から観ますか?
この記事はこんな方にオススメ
- マーベル映画を観始めたい方
- でも、何から観ればいいかわからない方
目次
『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』って?
そもそもこの言葉が何のことかよくわからない方もいるかもしれません。
ざっくり言ってこれは、2008年に公開された『アイアンマン』から、現在最新作の2019年に公開された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までの23作品、アメリカン・コミックの『マーベル・コミック』を原作とした実写化映画の作品群のことを言います。
厳密にはその間に挟まれるスピンオフドラマ・配信作品・短編映画などもこの中に含まれますが、多岐に渡ってしまうのでここでは触れません。
これらすべては世界観を共有しており、互いの映画の主人公たちが時に脇役、時に敵役などとして登場し、また時には手を取り合って共に戦います。
互いの映画が互いに影響し合い、最終的に一つの作品でまとまっていくという壮大なシリーズになっています。
『MCU』のシリーズ構成
多少の前後もありながら基本どれも同じ時系列で進んでおり、『アイアンマン(2008)』から『アベンジャーズ(2012)』までがフェーズ1。
『アイアンマン3(2013年)』から『アントマン(2015)』までをフェーズ2。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)』までがフェーズ3とされています。
なので基本としては後になるほど予備知識が必要になるので、初めてならばフェーズ1の作品群を中心に見ていくことがおススメです。
おすすめマーベル映画5選!
1.『アイアンマン』2008年
MCUの記念すべき第一作です。
後にアベンジャーズの中心人物となるアイアンマンことトニー・スタークの始まりの物語であり、ここは押さえておきたい。
初期から変わらないスタークのキャラクターもさることながら、モノ作りのワクワク感、スーパーヒーローの無敵感が堪能できます。
2.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』2011年
引用:https://www.wallpaperbetter.com/ja
シリーズにおける重要性・人気共にアイアンマンと双璧を成すキャプテン・アメリカの第一作です。
後にトニー・スタークと対立することも多いスティーブ・ロジャースの精神性が培われてきた過程を垣間見ることができます。
3.『アベンジャーズ』2012年
引用:https://www.wallpaperbetter.com/ja
MCUのヒーローたちが一堂に会する『アベンジャーズ』シリーズこそがMCUの背骨と言っていいでしょう。その第一作。
アイアンマン、キャプテン・アメリカの他、ハルク、ソーが登場します。
またアベンジャーズを支える組織である「S.H.I.E.L.D.」のブラック・ウィドウ、ホークアイ、ニック・フューリーなどお馴染みのキャラクターも活躍を見せます。
4.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』2014年
引用:https://www.wallpaperbetter.com/ja
ここからはフェーズ2。
「アベンジャーズ後」にそれぞれのヒーローが自らのシリーズで新たな展開を迎える中で、新しく始まったシリーズの第一作です。
同じマーベル・コミックではありますが、これまでのいわゆる「ヒーロー」とは少し異なった、個性豊かなトレジャーハンターたちの物語であり、宇宙を舞台とすることもあって雰囲気はかなり違っています。
ただし、ここでメインテーマとして扱われる「パワー・ストーン」は後のアベンジャーズのキーアイテムであり、重要な役割を果たします。
また作品としての評価も高く、オススメです。
5.『ブラックパンサー』2018年
引用:https://www.wallpaperbetter.com/ja
こちらはさらに飛んでフェーズ3の作品。
時系列的にはかなり進んでしまいますが、この作品単体として見れば他のMCU作品との関わりが少なく、独立した一つの作品として楽しむことができます。
ほとんどの登場人物が黒人という点でも話題になりましたが、作品の完成度がとても高く、予備知識や時系列などは後から埋めるからとりあえず入り口として面白いマーベル作品を観て気持ちを高めたい!というような人にオススメです。
番外編
契約上の問題によりMCUからの離脱が確実視されていた「スパイダーマン」が、2019年9月MCUに残留することが決定しました。残留のきっかけは、スパイダーマン(ピーター・パーカー)役のトム・ホランドの働きかけによるもののようです。
トム・ホランドは、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてスパイダーマン演じ、『スパイダーマン:ホームカミング』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演。その後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演し、現役のスパイダーマンです。
しかし、ここでご紹介するのはトム・ホランド演じるスパイダーマンではなく、その前のアンドリュー・ガーフィールド演じるスパイダーマンです。
ちなみに、「スパイダーマン」がMCUになったのは『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)からです。
『アメイジング・スパイダーマン』2012年
引用:https://ja.best-wallpaper.net
大まかな内容は前作シリーズのリブート版ですが、まずスパイダーマン(ピーター・パーカー)演じるアンドリュー・ガーフィールドがカッコ良いです。初代のいじめられっ子という感じではなく、3代目のお調子者的な感じでもない普通のスタイリッシュなイケメンです。そしてヒロインのグウェン・ステイシー演じるエマ・ストーンがとても美人です。
そして何より、日本版のエンディングがSPYAIRの『0 GAME』なのですが、本編エンディングからの『0 GAME』にやられました。映画館で見てエンディングに衝撃を受けて、一週間後に2回目観に行きました。本編も良いのですが、半ばエンディング待ち感はありました。
まとめ
ざっくりとMCU作品を知るために、オススメしたい5作品+番外編をご紹介しました。
もちろん全作品を公開順に観るのが一番の理想で、他にも『アベンジャーズ』シリーズは全体の流れを把握するために観るのは基本となります。
まず初めに観るMCU映画として、ここでご紹介した作品をチェックしてみてください!
※本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。