【2017年公開映画】本当に面白い邦画42選！（ジャンル別）

イケメン教師と同級生、最後に選ぶのは？！

やまもり三香による同名コミックの実写化です。イケメン教師・獅子尾五月（三浦翔平）に恋心を抱く一方で、同級生の男子・馬村大輝（白濱亜嵐）にアプローチされてしまう主人公の与謝野すずめ（永野芽郁）。教師と生徒の関係でありながら獅子尾に惹かれていくすずめと、それゆえに突き放さざるを得ない獅子尾の心情が辛いです。そして、馬村のすずめを想う気持ちは実るのか。ラスト、すずめはどちらを選ぶのか。

獅子尾や馬村、傷つけてしまった友人へなど、すずめの真摯に向き合う姿に引き付けられます。

主人公カップルがとにかく愛おしくなる素敵な恋愛映画

高校生の葉山亮太（中島裕翔）は、同級生の上村小春（新木優子）と体育祭をきっかけに付き合います。しかし、ある日突然別れを告げられてしまいますが、これって衝撃ですよね。そして冷たくあしらわれる...。映画とはいえ葉山が不憫に思えてなりません。ですが。そこには悲しい理由があったのです。

映画では高校生から社会人までの数年間を描いています。

好きな人を助けるためなら何度もやり直す

時間を戻すことのできるレコードを使い何度もタイムループを繰り返す陸（坂口健太郎）と、陸の幼馴染である葵海（miwa）の物語です。

葵海（miwa）を事故から救い、未来を共に歩もうとする陸と、自分の死を受け入れ未来を陸に託そうとする葵海。いったいラストはどうなるのか。そして、バンド「ストロボスコープ」のメインボーカル・葵海の歌声にはこみ上げるものがあります。　

図書館での出会いをきっかけに紐解かれる、時代を超えたラブストーリー

人と接することが苦手な新卒のさくら（小芝風花）は、図書館で様々な人との関わることになります。本を丁寧に扱うことの大切さなど、現代の人が忘れてしまったことも作品を通して教えてくれます。また、時代を超えたラブストーリーのような展開もかつての思い出を大切にするという図書館にも通じるテーマで、主人公の人間的な成長が見られます。

奈良県・葛城地域を舞台にした映画で、写真を頼りに神社などを奔走する主人公の姿も絵になっています。

恋愛の理想と現実の苦しみを痛烈に描いた恋愛映画

この映画は男女問わず恋愛してる人に痛烈にぶっ刺さる作品です。理想としている男性への憧れ、だけど現実の恋愛は…というのを明るいタッチで描いています。

主人公ヨシカ役の松岡茉優の演技が本当に素晴らしく、コミカルな役柄を丁寧にこなせている印象です。その演技があったからこそ、この映画を観た後には恋愛をしたくなりますね。

ミステリーというよりは爽やかな青春要素強めの映画

吹奏楽部所属の幼馴染の高校生ハルタとチカがさまざまな事件を解決していく青春ミステリー小説を原作とした本作「ハルチカ」。映画としてはミステリー要素は低めですが、すごく爽やかで「音楽が世界を救う」、そんなシンプルな言葉が似合う作品です。

透明感あふれる橋本環奈さんの姿を見られるという点だけでも十分に見る価値ある作品です。

若者の可能性は無限大。夢を追いかける青春ノンフィクション

ちょっとした理由でチアダンス部に入ってしまった女の子たちが、全米制覇というありえない夢を叶えるため奮闘する青春映画です。役者たちの嘘のない練習と準備によって出来上がった演技シーンに胸を打たれます。目標があって、一直線に進んでいく人たちとはこんなにもかっこいいのだと羨ましくなります。

明るくテンポの良い作品で、音楽も良作を起用しているので、見終わった後に笑顔になれる作品です。

心を閉ざした主人公と三月町の心温まる人たちの青春ヒューマンドラマ

幼少期に親を亡くした桐山零（神木隆之介）が、生きるためにプロ棋士を目指します。そんな零が出会ったのは三月町の住民、川本家三姉妹。複雑な事情がありそうな零を暖かく包み込みますが、川本家にも抱えている過去があったのです。

様々なプロ棋士、家族、川本家との交流を深めながら棋士として、人間的に成長していく零の姿が描かれています。

再就職活動中の27歳男性が選んだのは、高校生活。

27歳の海崎新太（中川大志）は薬を飲んで若返り、高校生活を送ることになります。いつしか仲間たちはかけがえのないものになりますが、高校生活が終わったら、彼らの記憶から消えてしまう現実を前に動揺します。自暴自棄になっていた自分を反省して、前に進もうとする気持ちと、仲間たちの成長していく様子がとても魅力的です。

人生のやり直しは本当はきかないからこそみんな憧れるのでしょう。だからこそ今自分は何をすべきなのか。考えさせられると同時に明日に希望が持てる作品です。

少女の苦悩を描いた胸が熱くなる青春ドラマ

心の問題で声を発するのに難がある女の子が、学校での合唱や演劇を通して成長する姿を描いています。

上手く言葉を表現出来ない歯痒さ、周りからの反応、親との関係などがはっきりと描かれており、心にとても刺さってきます。ですが、しっかりと見てくれて、認めてくれる人達が現れる事によって訪れる変化があり、涙がほろほろと出ちゃいます。甘酸っぱい青春もたまらないです。

人と接することの無かった男が一人の少女と出会い変わっていく悲しくせつない物語

住野よるの同名小説の実写映画です。膵臓の病を患いながらも楽しく生きる山内桜良（浜辺美波）と、病気を知ってしまった男子高校生の「僕」（北村匠海）。見ている側を飽きさせない刺激のある展開となっていながらも、恋愛ドラマのようなしっとりとした空気も表現されています。

また、ラストは目が離せません。いつも通りの雰囲気からのあの急展開は、予想などできるはずもありませんでした。そしてこの後北村匠海が泣く迫真のシーンを見て、心が熱くならない人はいないでしょう。

「GReeeeN」の名曲「キセキ」誕生の軌跡

メンバー全員が歯科医師で顔出し無しで音楽活動をしている「GReeeeN」。そんなGReeeeNの代表曲「キセキ」が誕生するまでの軌跡が描かれています。

今では歯科医師免許を持つGReeeenも、歯科医師を目指しながらの音楽活動や厳格な父親との関係の中で、葛藤や喜び、そして家族愛が感じられる作品です。

血生臭い抗争がまた抗争を呼ぶ、痛快映画

主人公・龍彦（綾野剛）の所属する「新宿バースト」VS 横浜という構図のもと、スカウトマンだけではなく、ヤクザも大きく絡んできてどんどんカオスになっていきます。一件全員悪人に見えますがそれぞれの正義があったり、友情があったりと、熱いモノを感じます。

キャストが豪華で、綾野剛や浅野忠信、伊勢谷友介や金子ノブアキなど演技派も多く、スケールの大きさを物語っています。

夫婦二人になったら...考えさせられるヒューマンドラマ

子供が巣立って夫婦2人だけの生活になり、お互いの存在や生活を見直したりすることは、やはりあるのかなと感じます。その中で離婚届を中心に、今まで考えが及ばなかった相手の気持ちや自分の行動を考えていくことで、今までの足りなかった点や自分の悪いところなどがみえていくというストーリーが新鮮で面白いです。

阿部さんの独特の演技が印象的で、こういう旦那さんよく見る～！と思いました。

電気のない世の中で必死に生きる家族の物語

突如日本中の電気が使えなくなり、東京を脱出する家族の話です。ガンコで役に立たない父親の義之（小日向文世）は家族からの信頼も薄い。そんな父親が、次第に家族のために頑張ったり、皆で協力するようになったりと心に変化が現れてきます。また自分が今の生活でどれほど電気に依存しているかも痛感させられました。

全体的にコメディ調なのですが、メッセージ性もある面白い映画です。まさに「命懸け」のシーンもあり、家族の絆を考えさせられます。

夢に出てきそうな怖さを感じられるミステリー映画

迷宮入りしている一家惨殺事件をめぐり、更なる恐怖が渦巻くミステリー映画です。主演の妻夫木聡と、その妹役の満島ひかりの演技が秀逸で、二人の映像が夢に出てきそうで怖くなるぐらいの迫真の演技をされています。

前半は淡々と進むのですが、後半は一気に恐怖の世界に引き込まれていき、愚行録というタイトルが妙に説得力を持つ作品に仕上がっています。

”性”をテーマに描かれた、誰もが考えさせられる作品

恋人ができる度に家に帰ってこなくなる母親を持つトモ（柿原りんか）。叔父のマキオ（桐谷健太）を頼って生活を共にすることに。しかしマキオの恋人がトランスジェンダーの介護士リンコ（生田斗真）であることに衝撃を受け、そこからどうなるのか目が離せなくなります。そして、トモの友人のカイもまた同性愛者であることに悩みを抱えていて、それを受け入れる事のできない母親ナオミの存在もまた物語の鍵を握っているので注目です。

トモ、マキオ、リンコの共同生活によって、トモがリンコに対して抱く感情の変化が見どころです。

犯罪者として生きてきた青年が、人の心を取り戻していく物語

犯罪を繰り返して逃げるように生きてきた主人公・伊豆見（林遣都）が、田舎の町で出会った人々との交流を通じて人間らしさを取り戻していく物語です。人の心の温かさに触れていくことで更生していくのですが、同時に自分がこれまで起こした罪の重大さに気が付き、罪の意識に苛まれていく様子が切ないです。

素性の分からない伊豆見を優しく迎え入れてくれる市原悦子さんの演技が映画全体を包み込んでいるような作品です。

「何のために働いているのか」自問自答したくなる作品

働いている人は世の中に山ほどいるものの、彼らは何のために働いているのだろう？自分は何のために仕事をしているのだろう？と、根本的な部分を問われているようです。実際、この映画を見て自分にその問いをぶつけると、「仕事をすることが当然だと思っていたから」くらいの理由しかありませんでした。

会社を辞めたいと思っても辞められない心理に陥っている人もいれば、ヤマモトのような人がいることも事実ですよね。

風変わりな坊主が花で平和を願い、花で死者を弔い、花で仇を撃つ

戦国の時代というと天下統一を目指して戦を重ねる武将といったイメージが強いですが、そんな時代に花の力で人々を癒し、力強ける風変わりなお坊さんがこの作品の主人公です。そんな主人公を野村萬斎が演じています。

戦乱の時代にも美しいもの、優しいものがあったんだと考えさせられます。そして花そのものや花道、そして茶道など日本の美しさを感じられる作品です。

タップダンスに終始するもラストは圧巻のショータイム

水谷豊自身が主演し、初監督を務めたことで話題となった作品です。相棒のイメージの強い方ですが、こういった叙情的な演技を見られるのは良いですね。

タップダンスをテーマに取り扱っており、映画としては途中やや中だるみになるような点は否めないのですが、300人に及ぶダンサーのオーディションが行われたというだけあって、ラストのショー部分はとても楽しめる完成度となっています。

暴走するヤクザの世界を描いた一人の男の物語

主人公・大友（ビートたけし）は日本のヤクザの組織から恐れる存在で、今度は韓国のヤクザと手を組みます。殺害するシ－ンは相変わらず惨殺で恐ろしいです。日本の巨大暴力団に大友が一人で立ち向かい、自分の仁義を通す姿が印象に残り、最終章にふさわしい内容です。

花菱会若頭・西野役の西田敏行と花菱会若頭補佐・中田役の塩見三省は病み上がりでの出演でした。

一途な男と過去に縛られる女の苦しい恋愛ドラマ

北原十和子（蒼井優）は，佐野陣治（阿部サダヲ）と同棲しながら，過去の男を思い新しい男との関係も持ちながら自堕落な生活を送っています。行方不明となった十和子の過去の男を十和子が思い出す過程にミステリー要素があり、これに関わっていそうな気配を醸し出す陣治が不気味です。

ミステリー要素が強いのですが、最後に真実が明らかとなった時は、陣治の十和子に対する深い愛を感じます。衝撃のラストで陣治に対する十和子の気持ちの変化にもグッとくるものがあります。

愛が起こした奇跡の実話

ドキュメンタリーでも放送され、書籍もされた実話を映画化。土屋太鳳演じる麻衣は原因不明の病に倒れますが、症状が出るときの動きや表情がとても細やかです。佐藤健は彼女に懸命に尽くす婚約者を演じ、とても引き込まれます。

信じ、待ち続けることで生まれる奇跡を描いており、愛する人や家族を大切に思いたくなる素晴らしい映画です。

現代と戦国時代を結ぶタイムスリップストーリー

本能寺ホテルに宿泊することになった倉本繭子（綾瀬はるか）が部屋に向かうときにエレベータに乗り、エレベータを降りたら戦国時代...びっくりしたけど笑いました。

主人公の立ち居振る舞いや教養の無さ？に多少違和感を感じる部分もありますが、映画としてはコミカルで面白い作品です。

徹底した演技が見事にぶつかりあい爆発した傑作コメディ

この高校で生徒会長を務めたものは、総理大臣への道が開ける……そんな世界設定の男子校が舞台となる映画です。

とにかくキャラクターのビジュアルから展開から演技から、徹底的に「おふざけ感」が作り込まれており、そこに若手演技は俳優たちが集結したことによって、どうしようもないばかばかしさを全力で頑張るおかしな集団の笑えるストーリーの映画として突き詰められています。

なりゆきで人力飛行サークルに入部し、のめり込んでいく青春コメディ

見どころは、なんていっても主役の土屋太鳳の演技です。今どきの女子大生らしさもあり、単純で負けず嫌いで、思ったことがすぐ口に出てしまうユーモアさもあります。

ひょんなことから人力飛行クラブに入り「鳥人間コンテスト」を目指しトレーニングをしていくというストーリーも、コミカルで楽しさがあり、青春を思いっきり感じさせてくれます。

卓球を通じて自分の人生と向き合う青春コメディ

恋に破れて傷心のまま田舎へと帰った富田多満子（新垣結衣）と、落ちこぼれの元ボクサー・萩原久（瑛太）が、男女混合のダブルス卓球試合でトップを目指して奮闘するという青春ドラマです。

これまで人生においてしっかりと向き合ってこなかったものと改めて向き合い、成長する姿が描かれています。冒頭の失恋のやられっぷりがあまりにひどいのですが、敵役がただの悪役止まりになってしまっていない所も良いですね。

妻の命を取り戻すために黄泉の世界へ

鎌倉で新婚生活を送るミステリー作家・一色正和（堺雅人）と亜紀子（高畑充希）。しかし鎌倉には古くから人間だけでなく、幽霊や妖怪、神様や死神なども住む土地だった。ある日人間の仕業ではない殺人事件が起き、平穏な新婚生活は一気に急展開を迎えます。

ファンタジー色が強めで、妖怪や神様などリアルに描かれており見応えがありつつ、涙を誘うストーリーです。

乃木坂ファン必見！青春なぎなたストーリー

漫画原作の実写化です。初主演の西野七瀬を筆頭に、乃木坂46のメンバーが多数出演しており、乃木坂46ファンのための映画といっても過言ではないでしょう。西野七瀬は今でこそ女優として活躍されていますが、演技をあまりやってこなかった時の作品であり、彼女の女優としてのスキルが実った作品でもありますね。

主題歌も乃木坂なので、乃木坂ファンは是非一度見ていただきたいです。

人間と喰種との葛藤を描くバトルアクションムービー

「人間」と、人間を食糧にする人形の化け物「喰種」がいる世界。 主人公のカネキ（窪田正孝）がある事件をきっかけに喰種になってしまいます。生きる為には人間を食べならければならない現実と、生きる為だからと人間を手に掛けたくない気持ちの葛藤の中で、様々な人と関わりながら成長していきます。

何かを守るため決断をした時、カネキの等身大気持ちが見えて胸にこみ上げてくるものがあります。価値感の違いは人を強くするのですね。

実写化された迫力満点のアクションムービー！

コミック原作の実写化です。主人公の永井圭（佐藤健）は交通事故をきっかけに自分が亜人であることを知ります。そこからの亜人としてのアクアションが迫力があり見応えがあります。

原作では主人公は高校生でしたが、映画では研修医の設定となっています。また、アニメ化もされていますが、そこではカットされていたビルに飛行機が突っ込むシーンが映画では再現されていています。

最後の展開は誰も予想できない、女同士のどろどろが生んだミステリー

文学サークルに所属する女子たちの物語。何が真実で何が嘘なのか、全く予想ができません。普段の生活では仲が良さそうだったのに、文学サークルの発表会では最初から最後まで怪しいムードが続き、互いに罪をなすりつけあい、女子の友情って怖いなと改めて感じた作品です。

お嬢様女子高の優雅で美しい雰囲気と、彼女達が裏で抱えている闇とのコントラストが見事に描かれており、見ごたえ抜群です。ミステリー好きの人にはお勧めの作品です。

時効後に現れた殺人犯を中心に展開するサスペンス映画

時効を迎えた殺人事件の犯人が突然、本を出版して表舞台に現れます。自分が殺人犯と名乗る曾根崎雅人（藤原竜也）を巡って、被害者遺族や捜査をした警察、興味本位のメディアなどを交えてストーリーが展開され、実際にありそうな緊迫感でシリアスに描かれています。

犯人はすでにいるのに、サスペンスな展開を通して次々に分かっていく事実があるので、先の読めないストーリーが面白いです。ミステリーやサスペンスが好きな人におすすめの映画です。

「三度目」とはどういう意味か？映画を観る側に委ねるラスト

殺人罪で服役中の男が裁判にかけられ、その弁護士の視点から、被害者の娘など周辺の人物との関係を紐解きく作品。犯罪の動機や事件の真相は？というサスペンス的要素もあります。被告の人となりや、被害者の娘への想いを知るにつれて、なぜこういう言葉が彼の口から出てくるのか、その感情に振り回されつつ、どんどん引き込まれていきます。

ラストは観る側に委ねられているので、好き嫌いは分かれるでしょう。罪とは何か。人として正しいこととは何かといった、内面について深く考えたい人におすすめです。

私は誰からも愛されてはいけない。それは私が殺人鬼だから

吉高由里子演じる美紗子の揺れていくココロが秀逸に描かれています。人を殺すことにユリゴコロを感じていた美紗子が松山ケンイチ演じる洋介によって人から愛される喜びがユリゴコロとなりつつある変化を楽しめます。

序盤はグロいところもありますが、目を背けるほどではありません。後半に向け物語は一気に加速します。松坂桃李の演技にも注目です。

あの奇妙奇怪な森見登美彦の世界観を完全再現！

独特な語り口調、独特な人物描写が持ち味の森見登美彦の小説が映画に。星野源、花澤香菜、神谷浩史と人気者を集めたボイスキャストの中でも、一段と輝いているのは芸人・ロバートの秋山竜次です。もともと多彩な才能を発揮している彼ですが、声優だと言われても遜色ないくらいの実力です。

キャラクター原案は中村佑介で、となれば音楽はやはりASIAN KUNG-FU GENERATIONですね。

ジブリ映画の要素を持った「魔女」アニメ

赤毛にコンプレックスを持つ少女が、不思議な花を手にしたことで一晩だけ「魔女」になるという物語。少女の冒険譚的な物語なのですが、スタッフの8割がジブリ作品に関わった人間で構成されています。そのため「ジブリ作品っぽい」印象があります。

演出のテイストや動き方などもジブリテイストが感じられ、懐かしく思う人も多いのではないでしょうか。

執事が万能、最強、アクション満載ストーリー

2,800万部を誇る「黒執事」は漫画家・枢やなによる長期連載作品です。数あるエピソードの中でも人気のある「豪華客船編」を映画化したもので、ファントムハイヴ伯爵家現当主の少年・シエルと執事のセバスチャンが死者蘇生の謎に迫る超大作です。

豪華客船だけあって船の中にいるような感覚を覚え、また戦闘シーンでは迫力がありワクワクさせられます。

自称凡人の新キャプテン手嶋率いる王者・総北。地道な努力の行方は！？

絶対的な存在だった3年生が卒業し、新キャプテン手嶋が率いる総北高校。新入生・鏑木も迎え、今年のインターハイへと向かいます。前年の王者としてのプレッシャーの中、それぞれがチームのために立ち向かう姿に引き付けられます。何と言ってもキャプテン手嶋の活躍。本気でスポーツをしたことがある人なら、手嶋のひたむきな姿に共感することでしょう。

凡人だからと言って諦めず、どんな強敵にも屈しない精神力。自然と涙が溢れます。見終わったあと自分も何かに挑戦したくなる、そんな勇気をもらえる作品です。

人間には、人間を殺すためだけににある｢器官｣が存在する

近未来、虐殺を扇動する謎の人物の暗殺計画を軸に物語が展開しますが、そこで明らかになる”虐殺器官”の存在と活性化方法が｢人の思考の基準は何処にあり、何によってもたらされるのか？｣という切り込み方になっており、とても興味深いです。

凄惨な描写や展開のスリリングさ、虐殺行為に秘められた真実とも相まって、自分自身の主体・存在さえ不信に感じる物語展開は哲学的な思考実験のようでもあり次々に考えが浮かんできます。アニメとしてのクオリティも非常に高く、画風も作品の雰囲気にマッチしていてます。

平次と和葉の運命は！？ 古くからの歌に翻弄される恋物語

大阪の日売テレビで百人一首の大会「皐月杯」の会見収録が行われていたが突然、爆破事件が発生し大パニックに。しかし爆破事件の犯行声明が出ないまま新たな事件が起こります。

西の名探偵・服部平次と幼なじみの遠山和葉に加え、平次の婚約者と名乗る大岡紅葉が登場します。とにかく平次のアクションやセリフが男前です。